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今年も海のお仕事体験を行いました!~こどもわーくin神戸2024~

海のお仕事体験~釣具開発のお仕事にチャレンジ~

海のお仕事体験って?

 神戸市主催の海洋人材育成の取り組みの一環として2022 年から開催されている海のお仕事体験「こどもわーく」。海のお仕事体験を通じて、海への興味・関心を醸成することにより、子どもたちの健全な成長と、地域や海洋産業の発展を目指すプロジェクトです。

 今回は、2024年7月20日(土)~8月12日(月)の期間、海にまつわる仕事をする様々な企業が子どもたちのためのお仕事体験プログラムを開催しています。ハヤブサの参加は2年目!HAPプロジェクトメンバーが参加して、8月2日(金)と8月8日(木)の二日間『サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!』と題したプログラムを開催しました。

 さっそくですが、今年のプログラムの様子をご報告したいと思います!😊

お仕事開始

 お仕事開始の前に、お仕事の心得や今日一日の注意事項などを確認。仕事をするうえでまず大事なことはふたつ!「大きな声であいさつをすること」、そして「話をしっかり聞くこと」。みんな、守ってくれるかな?と聞くと「はーい」と元気な返事をしてくれました!👌

ハヤブサの仕事を学ぶ

 まずは私たちハヤブサの仕事を紹介。釣具屋といっても仕事の内容は様々。商品の企画から出来上がったものがお客さんに届くまで、たくさんの人が色々な方法で関わっています。スライドを見ながらふむふむとスタッフの話に耳をかたむける子どもたち。そして、今回みんなに体験してもらうのは釣具の「企画」と「製造」の工程。仕掛の製造は全部手作りなんだよという説明にみんなちょっとびっくりした様子でした😲

オリジナルサビキ仕掛を作るぞ!

 いよいよサビキ仕掛の開発です。今回は擬餌の付いた鈎を組み合わせて3本鈎のサビキ仕掛を作ります。擬餌の付いた鈎は自分で選べるのですが、いろんな材料を見てみんな興味深々。擬餌に使用している魚の皮も実際に触ってみたり、においをかいでみたり…

擬餌付きの鈎をブラックライトで照らしてみる!
お魚の皮、どんな匂いがしたかな?
規格書の作成

 実際に仕掛を製造する前にまずは規格書を作成します。規格書は商品を作るうえで基準となるとても大事なもの。商品の名前、使う擬餌、仕掛図などを書き込んでいきます。

仕掛けづくり

 次は規格書を見ながら仕掛を作ります。が、その前に糸の結び方の練習をします!仕掛の幹糸部分に鈎のついた枝糸を結んでいくのですがこれがなかなか難しいんです😲まずはロープで結び方を練習して、本番に臨みます。

 本番の糸はロープより細くて見にくい!なかなかうまく結べなくて苦戦する場面もありながら、みんな一生懸命真剣に取り組んでいました。最後には全員自分のオリジナルサビキ仕掛を完成させてにっこり😊できた仕掛は自分で台紙に巻き付けてパッキングまで行いました。

実釣テスト

 自分で作った仕掛を持っていざ海へ出発!釣り場へ到着すると、実釣を始める前にライフジャケットの装着方法や釣具の使い方を学びます。

 今日はなんでも自分でチャレンジする日!なので釣具の準備も自分でします。竿に糸を通して、仕掛をセット、エサを入れて……。わからないところはスタッフに教えてもらいながらも自分でセッティングができました。

 実釣ではサバが好調!カサゴやベラも釣れました。どの鈎にどんな魚が掛かっていたのか、どういう状況で釣れたのか?いろんなことを考えながら魚を釣ります。

 釣りが終わったら後片付け。釣り場をきれいに掃除してから帰ります。

実釣テストの後はレポート作成

 報告書の作成も大事な仕事。どんな魚がどんな状況で釣れたかなど、実釣の成果や今日一日の仕事での気づきを文章やイラストでまとめました。

業務の後は…

 一日お仕事をした分のお給料がもらえる😉ということで、子どもたちには今日一日のお仕事の対価として「いこーよマネー」が手渡されました。「いこーよマネー」はプロジェクト内でちょっとしたお買い物ができる専用チケット!各々好きなものを選んで初任給でのお買い物を体験しました。

初任給でお買い物!
最後に一緒に働いたお友達やスタッフと名刺交換もしました

プロジェクトを終えて

 昨年に引き続き参加させていただいた「こどもわーく」でのプロジェクト。大きな事故や怪我もなく、子どもたちみんなが真剣に、一生懸命取り組んでくれたことをうれしく思います。また、この体験が子どもたちにとって、海のことをもっと身近に感じ、これからの海や海とのかかわり方について考えを深める機会になっていれば幸いです😉💕🐟

 HAPでは今後も釣り人口拡大を目指して様々な活動を行ってまいりますので、ぜひぜひ暖かく見守っていただけますと幸いです!

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